クレームのお話(真面目なお話)


管理人が昔、接客の仕事をしていた時は、ほぼ毎日と言っていいほど、
クレームの対応をする事が多くありました。
私はそれが原因で仕事を辞めてから、そのストレスから過剰に神経質
な引きこもりになってしまったという経験があります。

今、振り返ってみると、勤め先の構造上の問題が原因である場合も確か
にありましたが、やはり、お客さんの治安が悪かったというかクレーム
のほとんどは、言いがかりに近いものばかりでした…。

例えば、出された料理に虫が入っていたり、購入した商品が明らかに
不良品であったとかですね、そういった場合にはクレームをしても全然
問題は無いですし、当然の権利なのだと思います。

ですが、世の中には当人の自覚の有無に関わらずに、別の意味でクレー
ムをしている人が少なからずいるんですよね。

単純に自分のストレスのはけ口としてクレームを免罪符にして感情を
ぶつけているとか、自尊心を満足させるために対応した人に対して
過剰なマウントをとってガーガーと文句を言うなどです。

とにかく自分が気に入らない事はすべてが”悪”という、凝り固まった
思考になっている方もいるのではないでしょうか。

でも、その様な事をして本当に気分が良くなるのでしょうか。そして
幸せな気持ちになれるのでしょうか?。
たとえもし、良くなったとしても、すぐにまたイライラが次から次へと
湧いて出てくるのではないですか?。

そのストレスの根本的な原因を取り除かない限りはストレスは自然に
溜まっていってしまいます。

そうなると、どれだけ感情を相手にぶつけたとしても、結果的にはご自身
にもプラスにはなりませんし、ただ相手を傷つけているだけになるのです。

とにかく、外向きではなく、自分に対して冷静な気持ちで向き合っていく
事が大切です。
そのうえで手探りで解決方法を模索して行くしか改善する方法はありません。

管理人は、これらの事を、いつも自分自身の心に言い聞かせながら生活を
するようにしていますよ。

文句を言うのは誰にでも簡単に出来ますが、一度、相手の立場になって考え
てみると、そう簡単には相手に不満をぶつける事は出来ないと思うのです。

2024/12/3